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あなたの運勢

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神霊館 榎本書店で発行している暦を元に、あなたの運勢を調べることができます。吉凶に一喜一憂せず、冷静な判断でご活用下さい。そのためにも普段から暦に慣れ親しむことが大切です。

九星と運勢検索

あなたの生まれ年から、
九星と運勢を見ることが出来ます。

下記よりお生まれ年をお選びいただくと、あなたの九星と運勢が表示されます。
なお、1月1日〜節分頃までの生まれの方は、前年の九星も併せてご確認ください。

暦に馴染みましょう

暦の読み方

初めて暦に触れる方向けに、暦の読み方を解説しています。

自分の九星・干支・
納音を知る

暦でご自分の運勢を見る方法です

日々の吉凶判断方法

結婚式や転居、増改築などの「お日柄」を判断する一般的な方法です

古法二十七宿

古法二十七宿の解説が別ウィンドウで開きます

毎日の進退の機を知る為に

 古代、賢者達は、太陽、月、星座の運行を基準として、永遠に続く時の流れの上に、日、月、年などの区切りを設け、いわゆる「暦」と呼ばれる時間の秩序を完成させました。当時の支配者にとってこれは国のあらゆる営みの基本となる極めて重要なものであり、権力の象徴ともいえるものでした。やがて後世には一般にも普及し、人々の日々の生活にさらに密着して行きます。日本語の「暦(こよみ)」の語源は「日読み(かよみ)」だとも言われますが、人々はこの暦に拠って日を数え、月や年を知り、潮の干満を調べ、霜や台風に備えて農耕や漁に役立てました。
明治初年創業の当館は、暦日が主体であったそれまでのものに易学の要素を加え、運勢暦として出版しました。これにより日々の心構えや進退の指針としても活用できるようになり、今日に至るも多くの読者の方々に親しまれております。

おそれず、あなどらず活用を

 人の運勢は吉や凶だけで表現できるものではありません。凶と言われた日に努力が意外に報われたり、吉日の取引がうまく行かなかったりという話もあり得ます。これがしばしば運勢学は迷信と片づけられる所以でしょう。吉凶というものは運命を決めつけるものではなく、運気の波の状態を表し、それに添った心の持ち方や進退の指針を示唆するものと考えられるでしょう。凶は自戒と努力で上手に回避できることもあるでしょうし、過信や怠惰で吉を壊すこともあり得ます。相性運が凶でも幸せな結婚生活は現実に多くあります。これなども相手の欠点を補い、長所を伸ばしあうための努力の賜であり、お互いを思い遣る優しい心のお陰で知らず識らずの間に成し遂げられたものでしょう。大切なことは、凶を恐れるあまり萎縮して暗くなったり、吉を奢って傲慢な態度にならないことです。このように日々の吉凶に一喜一憂するだけでなく、これを冷静に理解し、上手に活かすためにも、普段から暦に慣れ親しみ、日々の指針のための参考としてご活用ください。

自分の九星きゅうせい干支えと納音なっちんを知る

まず、繰方表(くりかたひょう)を開きます。

※宝運暦・神正暦・神令暦は5ページ、開運暦は4ページ、幸福暦・御重宝は3ページに掲載しています。

繰方表(くりかたひょう)サンプル

※「納音(なっちん)」については、宝運暦は51ページ・神正暦は39ページ、神令暦は64ページ、開運暦は93ページ、幸福暦・御重宝は61ページにて解説しています。

続いて、自分の九星のページを開きます。

繰方表(くりかたひょう)サンプル 例:三碧木星の年運ページ(2011年)

このほか、宝運暦・神正暦には「月ごとの運勢(月運)」「毎日の吉凶」も掲載しています。神令暦・開運暦・幸福暦・御重宝には、「月ごとの運勢(月運)」を掲載しています。

日々の吉凶判断方法

下の例をもとに、日々の吉凶について簡単に判断する方法を解説します。

ここで解説しているのは、暦を用いて日々の吉凶を簡単に調べるための方法です。人生の一大事を決める際には、専門家への相談などもご検討ください。

2011年5月7日を例に、暦注やその吉凶判断を見てみましょう

繰方表(くりかたひょう)サンプル 例:平成23年(2011年)5月7日の歴注

昔から、『暦は縦に読まず、横に読む』と言われます。「七曜」「九星」「六曜」「十二直」「二十七宿」「下段」など全てが吉となる日を選ぶのは非常に困難です。御自身が最も信頼する項目(暦注)を中心にご判断下さい。

※上記の例(2011年5月7日)の暦注解説

(1)七曜星…土曜 土地に関する事は慎重に行動が可。
(2)九星…二黒 お生まれの九星によって、日々の吉凶判断が異なります。(お生まれの九星の調べ方は、こちらをご覧下さい) 詳しくは、宝運暦・神正暦の「毎日の吉凶判断(p42~p165)」、神令暦・開運暦の「九星による日々の吉凶判断法(神令暦p112~p117、開運暦p104~p109)」にてご確認下さい。
(3)六曜星…友引 昼頃は凶。特に葬式を忌む。朝と夕は吉
(4)十二直…とる 小吉。=婚礼、井戸掘、造作、五穀の取入れ等は吉、金銭其他の出す事は凶。
(5)二十七宿…鬼 吉祥日にて何事にも宜し。公の行事、式典、拝官、昇位の式など特に吉。裁衣は幸運をもたらす。
(6)下段…神吉
    …復日
この日は神事に用いて吉日。
旅行や金銭の貸出しなどには吉。婚姻や葬式などには凶。

その他の暦注解説

  1. 「七曜星」による吉凶判断

    現在でも曜日として一般的に使われている、七曜星から吉凶を判断する方法です。

    • 日曜…大吉日にして、一般には万事に用いて吉。
    • 月曜…神仏祈願特によし、他事も概ね吉。
    • 火曜…半吉にして朝は凶、午後は吉となる。
    • 水曜…前日と逆にして朝は吉、午後は凶。
    • 木曜…大吉日にて結婚、開店、旅行に用いてよし。
    • 金曜…凶日、不時の災害あり注意。行動は慎重に。
    • 土曜…土地に関する事は慎重に行動が可。
  2. 「九星」による吉凶判断

    お生まれの九星によって、日々の吉凶判断が異なります。(お生まれの九星の調べ方は、こちらをご覧下さい) 詳しくは、宝運暦・神正暦の「毎日の吉凶判断(p42~p165)」、神令暦・開運暦の「九星による日々の吉凶判断法(神令暦p112~p117、開運暦p104~p109)」にてご確認下さい。

  3. 「六曜星」による吉凶判断

    • 先勝…いそぐ事よし、訴訟又は願い事吉。午後より凶。
    • 友引…昼頃は凶。特に葬式を忌む。朝と夕は吉。
    • 先負…静かなる事に用いて吉。何事も午前中は凶。正午より吉
    • 仏滅…大凶日で何事もわるし。この日病にかかれば長引く。
    • 大安…大吉日。慶事に用いてよし。結婚、開店、移転、旅行に祥福あり。
    • 赤口…正午のみ吉。その他はよろず凶なれば用うべからず。
  4. 「十二直」による吉凶判断

    • たつ(建)…吉。=神祭り、棟上、新衣の着初めは大吉で、結婚、動土などは控えること。
    • のぞく(除)…不浄をはらい、医師にかかり、種蒔きは吉。婚礼、金貸しは凶。
    • みつ(満)…吉。=旅立、移転、婚礼、種蒔き、祝事等には大吉。動土及び鍼灸を忌む。
    • たいら(平)…吉。=万事に用いて吉なれど、種蒔き、川溝掘り、動土を忌む。若し犯せば災ありとされている。
    • さだん(定)…小吉。=売買縁談、結納などの約束事や結婚事の祝事は吉なれど、動土は凶。
    • とる(執)…小吉。=婚礼、井戸掘、造作、五穀の取入れ等は吉、金銭其他の出す事は凶。
    • やぶる(破)…凶。=訴訟、談判事は吉なれど、神仏を祀り、結婚や祝事及び約束ごとは凶。
    • あやう(危)…凶。=この日は何事も危険をともなう日なれば万事に注意すること。旅行、登山は控えること。
    • なる(成)…小吉。=婚礼、移転、種蒔き、開業に用いて福あり。訴訟、掛合ごとは凶。
    • おさん(納)…小吉。=五穀の取り始め、買入れ取り入れる事は吉。旅行、移転、葬式は忌む。
    • ひらく(開)…半吉。=井戸掘、普請、造作及び結婚事には吉、葬式及び厠造り等の不浄は凶。
    • とず(閉)…凶。=開の反対で、墓造り、墓標立て、厠造り、穴塞ぎ等は吉。祝ごとは凡て凶災ありといわれて
  5. 「二十七宿」による吉凶判断

    二十七宿による日々の吉凶判断についてはこちらのページをご確認ください。

  6. 「下段」による吉凶判断

    ※暦下段は非常に数が多く、その根拠が判明しないものも多々あります。当店の暦には今日に伝わる代表的なものを掲載し、一般的な解説を加えてあります。

    • 天恩…天の恩恵で万物が生育してもろもろの福徳を授けられる吉日で甲子、己卯、己酉の日から始まり五日間続く。その間他の凶日と重なれば半吉となる。
    • 母倉…地の恵みにより万物が生じ繁栄する吉兆の日。開業、婚姻など何事にも吉。
    • 大明…大きく開ける意の吉日で、何事にも吉。
    • 月徳…その月の福を司るという日で、万事障りのない吉日。特に女子によい。
    • 神吉日…この日は神事に用いて吉日。
    • 鬼宿…二十七宿中の鬼宿が下段に加っているもので、火の神をまつるに吉き日。その他二十七宿の解説参照。
    • 重日…善悪にかかわらず重なる日。商品・不動産の買入れ、預金・着初めなど吉、婚姻や葬式などには凶。
    • 復日…旅行や金銭の貸出しなどには吉。婚姻や葬式などには凶。
    • 血忌…血を見る事を忌む日。狩猟、釣漁及び鍼灸などは凶。
    • 帰忌…帰るを忌むという日。旅行先からの帰宅、嫁の里帰り、貸出しなどを慎しむこと。
    • 天火…棟上げ、屋根造り、新築造作などには凶。他の事には障りなし。
    • 地火…地均し、礎石据え、柱立など新築普請、種蒔き、墓築き、埋葬など土を動かす事は凶。
    • 大禍…大凶悪日と言われ、何事も慎しむがよい。この日始めた事は紛争が起るといわれる。
    • 滅門…新しい事を始めると禍を一門に及ぼすといわれる。
    • 狼藉…この日は何事も破れ散るという慎しむべき日。
    • 往亡日…この日は往きて亡ぶという悪日。旅行・移転・婚礼など凶。
    • 歳下食…この日食当りすれば長病いか、死亡すると言われる。
    • 凶会…悪魂が集会するといわれ、神仏、祭事、婚礼、新築、旅行、移転など何事にも凶。
    • ●(くろ)日…この日発病すれば重病になるといわれる。
    • 十死…●日に次ぐ凶日で、●日と共に受死とも言われる。